'ゲーテとの対話'』は、ヨハン・ペーター・エッカーマンの著作。
正式名称は『その生涯の晩年における、ゲーテとの対話』(Gespräche mit Goethe in den letzten Jahren seines Lebens)。
エッカーマンがワイマールのゲーテ家に、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテを初訪問した1823年6月10日から、ゲーテの死の翌日、1832年3月23日までの記事が書かれている。(当時ゲーテは73-82歳、エッカーマンは30歳-39歳。)
ゲーテの死の4年後の1836年にライプチヒのBrockhaus社が第1,2部を出版。
第3部は1848年にマクデブルクのHeinrichshofen社が出版した。
フリードリヒ・ニーチェ|ニーチェは『人間的な、あまりに人間的な』の中で、これをドイツ語の最高の本と賞賛した。
==対話の例==
以下の引用は山下肇訳より
*「大作は用心したほうがいいね。どんなすぐれた人たちでも、大作で苦労する。私もそれで苦労したし、どんなマイナスを経験したか、よく...