'マラリア'（麻剌利亜大槻文彦著 「マラリア」『大言海』新編版、冨山房、1982年、1961頁。、麻拉利亜落合直文著・芳賀矢一改修 「まらりや」『言泉:日本大辞典』第五巻、大倉書店、1928年、4400頁。、、、語源は「悪い空気」を意味する古いイタリア語: mala aria）は、熱帯から亜熱帯に広く分布するマラリア原虫による感染症である。雌のハマダラカが媒介するマラリア原虫が病原体であり、原虫の違いにより5種類に大別される（熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリア、サルマラリア）[https://www.forth.go.jp/useful/malaria.html マラリアに注意しましょう！]厚生労働省検疫所 FORTH（2021年4月27日閲覧）。
蚊に刺されてマラリア原虫が体内に入ると、潜伏期間（1週間～4週間程度）を経て、発熱や悪寒（寒気）、頭痛、関節や筋肉の痛み、関節痛、筋肉痛、嘔吐、下痢といった症状が現れ、脳や内臓に合併症を引き起こすことも...