'レナードの朝'』(レナードのあさ、原題:Awakenings)は、医師・オリバー・サックス著作の医療ノンフィクション(1973年刊)。また、そのノンフィクションを基にした舞台作品、映画作品。
== 内容 ==
Image:3,4-Dihydroxy-L-phenylalanin (Levodopa).svg|300px|thumb|[[レボドパ|L-ドーパ]]
マウント・カーメル病院に入院していた嗜眠性脳炎の20名に、1960年代に開発されたパーキンソン病向けの新薬レボドパ|L-ドーパを投与し、覚醒させたが、耐性により効果が薄れていった状況を記述している。
;第1部 プロローグ
パーキンソン病、パーキンソン症候群、嗜眠性脳炎の説明。マウント・カーメル病院の環境やL-DOPAについて。
;第2部 目覚め
個々の患者についての20の症例。
;第3部 展望
サックスの考察。
;付録
付録1 嗜眠性脳炎の歴史、付録2 奇蹟の薬、付録3 目覚めの脳波的基礎、付録4 L-DOPA以後、付録5 パーキンソン症候群の空間と時間、付録6...