'株式会社岐阜銀行'(ぎふぎんこう)は、かつて岐阜県岐阜市に本店を置いた第二地方銀行。2012年9月、十六銀行に合併 (企業)#吸収合併・新設合併|吸収合併され、消滅した。
==概要==
1989年(平成元年)の相互銀行一斉転換により岐阜相互銀行から普通銀行に転換。岐阜県美濃地方から名古屋市にかけての中京圏|中京都市圏を営業地盤とする岐阜県下3位の第二地方銀行として運営されてきた。
旧東海銀行の親密行で、三菱東京UFJ銀行が株式20.80%を有する筆頭株主であった。
歴代の頭取は、大熊義之まで7代続けて日本銀行出身者が就いていたが、2010年(平成22年)12月22日付の十六銀行の完全子会社化に伴い、同日付けで初のプロパー出身の湯畑正泰専務が昇格した。
== 経営 ==
=== 東海銀行傘下入り以前 ===
1970年(昭和45年)に日本銀行出身で十六銀行専務であった宇佐美鐵雄が社長に就任以来、端末機譲渡や人事交流等で、十六銀行と親密関係にあった...