'頼長'、女子、御匣殿
| 妻 = 藤原幸子（徳大寺実能の娘）源師俊の娘源信雅の娘
| 子 = 藤原師長|師長、'藤原兼長|兼長'、藤原隆長|隆長、範長'、養女：''藤原多子|多子''
| 特記事項 =
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'藤原 頼長'（ふじわら の よりなが）は、平安時代末期の公卿。藤原北家、摂政関白太政大臣藤原忠実の三男。官位は従一位・左大臣、贈位|贈正一位、太政大臣。
通称は'宇治左大臣'。兄で関白・藤原忠通|忠通と対立し、父・忠実の後押しにより藤氏長者|藤原氏長者・内覧として旧儀復興・綱紀粛正に取り組んだが、その苛烈で妥協を知らない性格により'悪左府'（あくさふ）の異名を取った上田正昭、津田秀夫、永原慶二、藤井松一、藤原彰、『コンサイス日本人名辞典 第5版』、株式会社三省堂、2009年 19頁。。後に鳥羽天皇|鳥羽法皇の信頼を失って失脚。政敵の藤原得子|美福門院・忠通・信西らに追い詰められ、保元の乱で敗死した。男色始め...