'趙 雲'（ちょう うん、、延熹4年（161年）/建寧 (漢)|建寧元年（168年） - 建興 (蜀)|建興7年（229年）11月）は、中国後漢末期から三国時代 (中国)|三国時代の蜀漢にかけての将軍。字は'子龍'（しりゅう・しりょう）。冀州常山郡|常山国真定県（現在の河北省石家荘市正定県）の人。封号は'永昌亭侯'。諡は'順平侯'。子は趙統・趙広。
== 生涯 ==
袁紹の配下に名を連ねていたが、袁紹には忠君救民の心がなかったため、右北平郡|右北平太守公孫瓚のもとへ馳せ参じている。
そして公孫瓚の部下となるが、青州 (山東省)|青州で袁紹と戦っていた田楷の援軍として公孫瓚が劉備を派遣した際、趙雲も随行して劉備の主騎となった。
建安 (漢)|建安13年（208年）、荊州の当陽県長坂で曹操自ら指揮を執る5,000の兵に追いつかれた劉備は、妻子を捨てて逃走した。この時、趙雲が劉禅を身に抱え、更に甘夫人を保護したので、2人は危機を免れることがで...