'建築施工管理技士'(けんちくせこうかんりぎし)は、施工管理技士国家資格のうちの1つで、1983年(昭和58年)に当時の建設省(現国土交通省)が建設工事に従事する技術者の技術の向上を図ることを目的として創設した資格である。
国土交通省所管の国家資格で、国家試験は年1回、2級の第一次検定のみ年2回実施される(実施は一般財団法人建設業振興基金)。
== 概要 ==
:建設業法第27条の2に基づき実施されている資格で、1級建築施工管理技士、2級建築施工管理技士に大別される(級は、アラビア数字表記であることに注意する必要がある。建築士は「一級建築士、二級建築士及び木造建築士をいう」と定義されて漢数字を用いる。)。
:'1級建築施工管理技士'は、一般建設業、特定建設業の許可基準の一つである営業所ごとに置く専任の技術者、並びに建設工事の現場に置く主任技術者及び監理技術者の有資格者として認められており、大規模工事(超高層...