'Y'は、ラテン文字(アルファベット)の25番目の文字。小文字は 'y' 。U, V, W とともにギリシア文字の Υ(ウプシロン)に由来し、キリル文字の У は同系の文字である。Υ の別形に由来する F とも同系といえる。
漢字の「wikt:丫|丫」と似ているが、別の文字である(「南丫島」を「南Y島」と書くのは誤植)。
== 字形 ==
File:Y cursiva.gif|thumb|250px|筆記体
File:Sütterlin-Y.png|サムネイル|250px|[[ジュッターリーン体]]
縦棒の上部が左右に分岐した形である。小文字は縦棒の下部が右に分岐した線と直線になって、書体#欧文書体|ベースラインを下に越える。筆記体では大文字もこの小文字書体に基づき、左の線を縦に書いた後で緩やかに湾曲して右上に伸び、縦棒をまっすぐ下に書いて左に曲げ、折り返して縦棒を右上に突き抜け、次の字に続ける。初筆は、左下からの線を緩やかに湾曲させて縦棒に連ねることが多い。フラクトゥールは\mathfrak{...