'チルダ'()は、ダイアクリティカルマーク(発音区別符号)の一種で、記号「''」のこと。'チルド'、'波線符号'(はせんふごう)ともいい、鼻音に関する音をあらわす。もともと、字母の上に N を小さく書いたことから生じた記号である。
英語では'ティルダ'()、スペイン語では'ティルデ'()、ポルトガル語では'ティウ'()という。
また、単独で用いられるチルダ()は、例えば数学においてはランダウの記号|漸近的に等しいことや相似 (幾何学)|相似を表す記号として、UNIX系オペレーティングシステム上ではホームディレクトリを示す記号などとして用いられる。
== 各言語における用法 ==
; スペイン語、バスク語など
: は硬口蓋鼻音 を表す。
; ポルトガル語
: は鼻母音を表す。
; エストニア語、ヴォロ語
: は非円唇後舌半狭母音を表す。
; グリーンランド語
: 1973年以前の旧正書法には があり、母音が長く、かつ...