'トータル・リコール'』(原題: ''Total Recall'')は、1990年の映画|1990年のアメリカ合衆国の映画|アメリカ映画。
フィリップ・K・ディックが1966年に発表した小説『追憶売ります』('':en:We Can Remember It for You Wholesale|We Can Remember It for You Wholesale'')を映画化したSF映画である。ただし原作は数十ページ程度の短編であり、映画化に際してかなり多くのシーン(特にアクション・シーン)が追加されている。
第63回アカデミー賞ではアカデミー特別業績賞|特別業績賞(視覚効果賞)を受賞した。アカデミー音響効果賞|音響効果賞、アカデミー録音賞|録音賞にもノミネートされた。
== あらすじ ==
=== 火星の夢とリコール社 ===
近未来。火星には植民地が築かれ、多くの人類が居住しているが、酸素が薄く気圧が低いため防護服無しでは建物の外に出られず、「エネルギー採掘会社と反乱分子との間で紛争が絶えない」と連日報じられてい...