'ドル箱'(ドルばこ)とは、俗語のひとつ。
明治|明治時代初期に出来た言葉で、千両箱をもじったものが由来である。
当初は金庫の事をさしていたが、まもなく横浜市|横浜の貿易商の間で使われていた「ドル旦」(ドルを稼ぐ金持ちの旦那)と結びつき、金持ちや金の引き出せそうな客を「ドル箱」「ドル旦」と呼ぶようになった。ドル旦は廃語|死語になったが、ドル箱は生き残り、のちに「金になる」という部分だけがクローズアップされ、儲けの良い俳優などが「ドル箱」と呼ばれるようになった(例:あいつは○○社のドル箱だね)。また、多くの利益をもたらす商品やコンテンツなども「ドル箱」と呼ばれる場合も少なくない。
== ドル箱路線 ==
鉄道や航空機、バス (交通機関)|バスなどの交通機関において、需要が多く、さらに収益性の高い区間を'ドル箱路線'(ドルばころせん)と呼ぶことがある。
ドル箱路線の存在は、その運行事業者の経営安定化に...