'ベルセルク'()とは、北欧神話・伝承に登場する、異能の戦士たちである。古ノルド語やアイスランド語では'ベルセルクル' ()、英語では'バーサーカー' () と言い、日本語ではしばしば'狂戦士'と訳される。
==語源==
語源は2説ある。
*古ノルド語で熊 () の毛で作った上着 () を着た者[http://runeberg.org/svetym/0166.html 78 (Svensk etymologisk ordbok)]
*古ノルド語で鎧の類を着ない者。
==神話での描写==
軍神オーディンの神通力をうけた戦士で、危急の際には自分自身がクマ|熊やオオカミ|狼といった野獣になりきって忘我状態となり、鬼神の如く戦うが、その後虚脱状態になるという。この忘我状態のベルセルクは動く物ならたとえ肉親にも襲い掛かったので、戦闘ではベルセルクと他の兵士は出来るだけ離して配備し、王達もベルセルクを護衛にはしなかったという。
ウールヴヘジンと常に並び称され、また同一の存在であるとも言う『...