'うなじ'（wikt:項|項、脰「脰」は、偏に月、旁に豆の字。）とは、首の後ろの部分。解剖学用語で'後頸部'/'後頚部'（こうけいぶ。posterior cervical region。首|頸部/頚部を前後左右で分けたときの後ろの領域）あるいは'項部'（こうぶ）と呼ばれる体|身体部位である。
同義語あるいは近似の語として、'えりくび'（'襟首'、領頸、領頚）、'くびすじ'（'首筋'、頸筋、頚筋）、'くびね'（首根、頸根）、'くびねっこ'（首根子、頸根子、首根っ子、頸根っ子）、'うなぜ' などがある文字数制限などで制約の多い辞事典では大抵「同義語」の一言で説明されるが、元より完全同義語ではない。。その他、名称などについては「#名称|名称」節で詳説する。
本項は、人の後頸部を主題としながら、人を含む動物の後頸部を解説の範囲とする。
== 名称 ==
;うなじ等
「'うなじ'」は大和言葉であり、養老4年（720年）成立...